熱中症対策の新常識「プレクーリング」と水冷服

熱中症対策の新常識「プレクーリング」と水冷服

2025年の夏、日本各地で記録的な猛暑が続く中、熱中症対策の新たな方法として「プレクーリング」が注目されています。これは作業や外出の前に手足を10分ほど冷水(10〜15℃程度)につけて体温を下げておく方法で、作業中や外出時の体温上昇を抑える効果が期待されています。厚生労働省も推奨しており、特に屋外での作業やスポーツ前に有効とされています。

また、2025年6月の労働安全衛生規則改正により、職場での熱中症対策が義務化されました。これに伴い、冷却水が循環する「水冷服」が現場作業員や屋外労働者の間で急速に普及しています。水冷服は体温の上昇を防ぎ、命を守るワークギアとして高い評価を受けています。

クーリングセンターの活用と日常の備え

全国の自治体では、気候変動適応法の施行を受けて「クーリングセンター(冷房の効いた避難所)」の設置が進められています。自宅でエアコンが使えない高齢者や子ども、体調に不安のある人は、最寄りのクーリングセンターを積極的に利用することが推奨されています。

日常生活では、こまめな水分・塩分補給、エアコンや扇風機の適切な使用、暑さに体を慣らす「暑熱馴化(しょねつじゅんか)」も重要です。暑熱馴化のためには、無理のない範囲で運動や入浴を取り入れ、体温調節機能を高めておくことが勧められています。

熱中症警戒アラートや天気予報も活用し、無理のない行動を心がけることが、暮らしを守る新常識となっています。

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Author: 編集者

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