SNSでは「#昭和レトロカフェ」や「#純喫茶」といったハッシュタグが急増しており、InstagramやTikTokでも昭和風カフェがバズの中心となっている。特にコーヒーゼリーやメロンソーダといった“映える定番メニュー”が、若い世代の心をつかんでいる。BuzzScopeによれば、昭和レトロな空間は“非日常感”と“エモさ”を兼ね備えており、それが若者たちの共感を得ている 。
東京・浅草や京都では、アンティーク家具やステンドグラスを配した“ネオ純喫茶”が話題になっており、週末には行列ができる店舗も少なくない。写真映えする空間とフォトジェニックなメニューが、Z世代の“体験型消費”にマッチしている。
コンビニチェーンのファミリーマートもレトロブームに乗り、「喫茶ファミマ」と題した昭和風メニューを展開。クリームソーダやレトロプリンなど、若者の注目を集めている。
商品&コラボで広がるモチベーション
企業側も、このブームを商機と捉え始めている。マクドナルドが期間限定で販売する「喫茶マック」では、クリームソーダ(メロンフロート)やコーヒーゼリーパフェを昭和レトロのパッケージで提供、好評を博した。これにより、レトロ文化が手軽に日常に取り入れられるようになった。
そのほか、日本緑茶センターはティーバッグでクリームソーダの香りを再現した茶を発売。「レトロ喫茶ティー」として、昭和の味わいを家庭でも楽しめる商品が登場した。
丸善ジュンク堂では文豪とコラボした「文豪クリームソーダ2024」フェアを開催。文学作品の世界観を再現するクリームソーダがSNSで人気を呼んでいる。これらは単に味や見た目だけではなく、“ストーリー性”を重視した体験を提供することで、若者の関心を集めている。





